転職を考えるということは、転職したいと思うきっかけがあるはず。
そのきっかけは「ポジティブな理由」もしくは、「ネガティブな理由」のどちらかですよね。
転職の成功要因としては、一般的には「ポジティブな理由」の方が良い。そのような認識があると思います。
しかし、転職活動者のほとんどは「ネガティブな理由」から転職を始めているというのが実情です。
僕自身、転職活動を開始したのも「ネガティブな理由」がきっかけです。
ネガティブな理由で転職を始めましたが、結果的には満足した転職をすることができています。
イメージ的に、「ネガティブな理由」による転職は失敗しやすいって思っている方は、この記事を読む価値があります。
この記事を読むことで、ネガティブな理由でも転職活動をしてみようと思えるはずです。逆に、「ポジティブな理由」で転職しようと思っている方は読む必要はありません。
それでは見ていきましょう。
ネガティブな転職理由で問題なし
結論を先に申し上げると、転職したいと思う理由がネガティブであることは問題なしです。
- ネガティブな動機は強いモチベーションになる
- 転職をしないと考えている方がもっとネガティブだから
ネガティブな動機は強いモチベーションになる
転職のきっかけとなるネガティブな理由は、下記が主な理由だと思います。
- 会社の将来性
- 労働時間
- 人間関係
- 待遇面
転職したいと思うきっかけとしては、ネガティブな理由ですよね。
転職しようと思ったきっかけがネガティブであったとしても、第三者に言う必要はないということです。
ネガティブな理由があるからこそ「行動するための強いモチベーション」が生まれます。
その強いモチベーションのおかげで、大変な転職活動を乗り切ることができます。
なので、ネガティブな気持ちは常に忘れないことが大事です。
強いモチベーションが大事なのには理由があります。
その理由としては「現状維持バイアス」というものです。現状維持バイアスとは「変化を恐れる、現状維持しようとする保守的な心理作用」のことです。
この心理作用は余程の事が無い限り、行動することを制限しようとします。
- 別に今のままで良いじゃないか
- 今よりも大変になるかもしれない
- 少しの不満はしょうがない
このように、行動しないための言い訳をしてしまうんですよね。
そして、ある程度満足している環境だと、この現状維持バイアスに勝つことができないんです。
転職をしないと考えている方がもっとネガティブだから
転職するかどうかは別として、常日頃から転職するつもりで働いている人と転職する気が無い人。同じ仕事をしていた場合でも、仕事の成果やスキルの習得度に、圧倒的な差が出ます。
その理由は3つあります。
・自分の市場価値を考えて仕事ができる
・広い視野を持てる
・いざという時に行動しやすい
常に転職を考えて仕事をしていないと、今の会社でしか通用しない人材になってしまう可能性があります。
その場合、スキル面と精神面の両方で会社に依存してしまいます。依存してしまったら決して働きやすいとは言えません。
転職を意識している場合、普段から求人情報はチェックするはずです。色々な求人情報をチェックすることで、自分が従事している仕事が他の会社でも必要とされているのかが分かります。
また、求人情報をたくさん見ることで、今の職場と他の会社の待遇面を比較することができます。
そして、普段から少しの準備をしておけば、いざという時に迅速な行動をとることが可能です。
このように見てみると分かると思いますが、転職を意識している人とそうでない人では圧倒的な差が生まれてくるのです。
転職するかどうかは別として、「普段から転職できるように準備しておくこと」は大事です。
転職サービスに登録して準備していますか?
求人情報をチェックするのには転職サイトが一般的ですよね。
それに加えて、転職エージェントに登録することもおすすめです。非公開求人など、転職サイトには公開されていない求人情報が転職エージェントなら知ることができます。
どの転職サイトが良いのか迷っている方は「マイナビ20s」をおすすめです。
『20代、第二新卒』の方に強い支持を集めている実績ある転職サイトです。
- 転職情報をチェックしておきたい
- 転職するのが初めてだから登録だけしておきたい
まとめ
転職はポジティブな理由でないと駄目だとか、ネガティブな理由の転職は失敗しやすいって思っている場合、少しだけ考え方を変えてみましょう。
ネガティブに思う気持ちはとても大事です。
ネガティブに思うということは、今の環境よりももっと良くなりたいと思う気持ちがあるからこそです。
そういった感情すらなく、ただ現状を受けいれているだけだったり、行動するのが面倒臭いと持っている人の方が多いです。
自分がどうありたいのか、どのように働きたいのか、どのような待遇を望んでいるのか。
大事なことは、転職したいと思ったきっかけから、どう行動するのか。
それに尽きます。