転職

【体験談】「下請けSEは将来性が無い」からステップアップすべき【すぐ行動しよう】

下請けSEで働いているけれど、仕事がきつい
このままずっと下請けSEだと将来が不安

こういった方に向けての記事になります。

システムエンジニアという仕事をしていて、過酷な環境で働いていませんか?

  • 下請けの仕事ばかりしている
  • 何年も同じような仕事ばかり
  • 残業代が出ない
  • 労働時間が長い

 

システムエンジニアの仕事がしたくて会社に入ったけれど、実は下請け企業だった。ずっと何年も同じような仕事しかしておらず、キャリアに不安がある。残業ばかりで仕事がきつい。

そういった方であれば、将来に対する不安もありますし、今のままで良いのかと思いますよね。

一般的にシステムエンジニアは、労働時間が長く、残業は当たり前といったイメージがあるかと思います。

確かに、納期前とかリリース直前に、一時的に忙しくなる時期はあるかと思いますが、慢性的に忙しかったり、残業代もきちんともらえていないというのは問題です。

普通の会社は、きちんと残業代は出ますし、年休などをきちんと取れるものです。

「今いる会社がきつくて、良い環境で働けていない」と感じている人は、下請けSEで働いていることが理由と考えています。

当記事を読むことで、なぜ仕事がこんなにきついのか、待遇が良くないのかといった、ご自身の状況が分かり、次にどのような行動を取るべきかが分かるかと思います。

それでは見ていきましょう。

SES契約の下請けSEからステップアップすべき

結論としてはタイトルの通り、「SES契約の下請けSEから更なるステップアップをすべき」ということです。

ただし、SES契約の下請けとしての働き方が、悪いというわけではありません。

業界としてはまだまだ主流の契約形態ですし、中小のSIerはSES契約で働いている人が大多数です。そういった方がいるおかげで、SIer業界はシステム開発が行えており、SES契約で働く人がいなくなれば、業界が成り立たなくなるでしょう。

では、なぜSES契約の下請けSEから更なるステップアップをすべきなのか、

理由は下記になります。

下請けSEのデメリット
  1. 大変な割に給与が低い
  2. 激務になりやすい
  3. 年齢を重ねるほど、案件に参画しにくくなる
  4. 客先常駐が当たり前

一つずつ見ていきましょう。

大変な割に給与が低い

大変なのにどうして給与が低いの?

IT業界はピラミッド構造となっており、一次請けの企業ほど給与が高くなり、逆に二次請けや三次請けといった、構造の下であるほど待遇や給与は悪くなります。

IT業界に限らず、どの業界にも言えることではあります。

一次請けの企業が、発注元の顧客からマージンを抜いた金額で、二次請け企業に再委託します。

二次請け企業も同じように、安い金額で三次請け企業に再委託します。したがって、下請けになればなるほど、企業が得られる利益が減ってしまいますよね。

企業の利益が少ないということは、そこで働くSEに払う給与も低くなってしまうというのは当たり前ですよね。

 

激務になりやすい

どうして激務になりやすいの?

基本的に下請け企業にはお金がありません。お金が無いのに加えて、SES契約は利益が出にくい契約が特徴です。

なので、忙しくても人を増やす余裕はありませんので、少ない人数でやりきるしかありません。

こうして人手不足で忙しく、激務になりやすくなるというわけです。

例え激務に耐え仕事を達成しても、会社にはお金の余裕がないので、充分なインセンティブを社員に払う余裕などなく、割に合わない給与しかもらえないのです。

実体験を一つ言うと、複数の企業が参画する案件がありました。ここでは企業Aと企業Bとしましょう。企業Aも企業Bも、同じような仕事内容です。

自分がいた企業Aでは、納期もきつく、残業続きの毎日でした。ですが、会社の資本が少なく、満足できるほどの残業代が貰えていなかったです。

別企業Bも、同じように残業は続いていましたが、聞くところによると、残業代は全額支払われるし、稼働の調整も発注元と交渉ができているようでした。

この事実を知ってしまった当時はかなりの衝撃を受けたのを覚えています。

同じ仕事をしているのに、それは辛すぎる。。

このまま下請け企業にいても、幸せにはなれない、今の環境から抜け出さなくちゃいけないと思った瞬間でした。

年齢を重ねるほど、案件に参画しにくくなる

一次請け企業が二次請け企業などに再委託する際に、コスト面も判断材料となるかと思います。

年齢を重ねている人ほど、単価も高くなりますよね。当然単価が高いので、単価に見合う仕事ができなればいけません。

付加価値を出せる人材であれば問題はありませんが、仮にそんな人材ではない場合、現場からは必要とされません。仕事を与えられず、最悪自宅待機などといったこともあるかもしれません。

体力があり素直、単価の安く、指示した仕事を完遂できる若手の方が、発注元企業に好まれるかと思います。

また、発注側である一次請け企業は、若手も当たり前のようにマネジメントなどの管理業務を行います。管理側の気持ちとして、自分よりも年上だと仕事がやりにくいという心理も出てくると思います。

若手のうちは良いかもしれませんが、下請けSEのまま働きつづけるのは将来への不安がどうしても拭えません。

客先常駐が当たり前

SES契約は客先常駐がほとんどかと思います。客先常駐って個人的にはあまり良い環境で働けるとは思いません。

理由は下記になります。

  • 客先なので肩身がせまい
  • 希望する案件へアサインされにくい
  • 外れ案件に当たりやすい
  • 案件の全体工程に携わりにくい

    客先なので肩身がせまい

    客先常駐ではお客さんと一緒のフロアで働くことになります。自社勤務と違っていつも以上に気を遣わなければなりませんし、違う会社にいるわけですので肩身も狭いです。ちょっとした雑談ですらしにくい現場もあります。

    希望する案件へアサインされにくい

    SES契約の場合、自分が希望する案件へアサインされにくいです。

    なぜならば、下請け企業には現場をえり好みできる余裕はないからです。自社のSEをアサインできる現場が見つかれば、お金が入ってきますから。

    そのため、自分がやってみたい技術を取り入れている現場へアサインされることは余程恵まれていない限り、難しいと思います。

    外れ案件に当たりやすい

    外れ案件とは、人間関係が最悪な現場や、残業や休日出勤が必要な炎上案件のことです。

    SES契約上、自社のSEを現場にさえアサインできればお金が入ります。炎上していることが分かっていながらアサインさせるような企業もあるかもしれません。

    このように、自分の裁量だけではどうしようもないような環境の問題や、自分がやってみたい案件へのアンマッチが起こりやすいという実情があります。

    案件の全体工程に携わりにくい

    案件の立ち上がりなど上流工程からの参画は難しいです。なぜならば、上流工程は大手SIerなど一次請けの企業でないと携われる機会が無いからです。

    SES契約の携われる工程は、良くても設計工程、大抵は要員がたくさん必要な製造工程や試験工程など、下流工程へのアサインが多いです。

    なので案件全体の工程を経験する機会がなかなかありません。これではスキルアップするチャンスが遠のいてしまいます。

    下請けSEからステップアップするためには?

    結論から言うと、職場の環境を変えるしかありません。

    つまり顧客と直接取引しているような企業へ転職するのが一番の近道です。

    下請け企業で働き続ける限り、現状は何も変わりません。ずっと下請けSEのまま、ブラックな環境で働き続ける未来しかありません。

    転職かー。今の会社のままで解決策はないの?

    確かに、いきなり転職すべきと言われても、転職するのは不安もありますし、怖いですよね。転職できるのかが分からないし、新しい職場で上手くやれるかも分からない。どの企業でも変わらないのではないか。

    このような理由からすぐに行動をせずに先延ばしにしていませんか?

    下請け企業で長時間働いているにも関わらず、給料が少ない場合は、絶対に転職したほうがいいです。

    なぜなら、「今は辛いけど、いつかきっと良くなるはず…」と考えていても、企業は変わらないからです。

    若くて色々な経験を積めるはずの貴重な時間を、今の会社で過ごすのは勿体ないと思います。行動し環境を変えなければ、現状は変わりません。

     

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    下請けSEから脱却してホワイト企業で働くことで、今よりも楽しい明るい未来を手に入れましょう。

     

    ABOUT ME
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    20台後半でエンジニア。脱ブラックに成功し、ホワイト企業にステップアップ。悔いのない人生を送り、もっと豊かになりたい一心で、新しいことに挑戦中です。プログラミングはruby on rails、ブログを始めました。自分と同年代の方に向けて、ためになる内容を発信していきます。