『仕事がもう限界かもしれない』
『ストレスがやばいかもしれない』
仕事が限界。。辞めたいと思うのは甘えじゃないですよ
責任感が強い人は、仕事を辞めたいと思うこと自体に、”罪悪感”であったり、”甘え”ているだけといった自責思考が強すぎるのです。
しかし、「責任をもって仕事をする」ことと、「限界まで無理に働くこと」を勘違いしてしまっていませんか。
自分では気づいていないだけで、少しずつ心と体は悲鳴を上げているのです。
ある日急に朝起きれなくなったり、会社には行けるけれど、頭がボーっとして集中できない。
これらの症状が出ていたら、自分を守るためのサインです。
放置をせずに、きちんと対策を立てていく必要があります。
仕事が限界のサインとは
- 夜眠れない
- 食欲がない
- 欠勤や遅刻が増える
- 表情が無くなる
- 動悸がする
仕事が限界のサイン①:夜眠れない
ストレスを感じているかどうかを判断するのに、一番分かりやすいサインです。
- ベッドに入っても寝れない
- 夜中に目が覚める
- 朝起きられない
最近眠れなかったり、寝れたとしても途中で目が覚めてしまう場合、強いストレスのサインが出ています。
仕事が限界のサイン②:食欲がない
以前よりも食欲が落ちた、ご飯がおいしく感じない。このように感じ始めているのも限界のサインです。
強いストレス状態が続いてると、血糖値を上げるホルモンが過剰に分泌されます。血糖値が上がるということは、満腹感を感じるため、食欲が湧いてこなくなります。
また、内臓の消化機能も低下しているため、胃があまり活動しないため、食欲低下になってしまいます。
仕事が限界のサイン③:欠勤や遅刻が増える
寝不足が続いたり、食欲が無い状態が続いていると、当然体力が落ちます。
会社に行こうと思っても、不眠で朝起きられなかったり、栄養不足で体も思った通りに動きません。
そうなると、甘えの問題ではなくなってきます。
仕事が限界のサイン④:表情が無くなる
楽しいと思っている時や、嫌なことがあったときでも表情に変化が無くなってきたら要注意です。
このように表情が無くなっていく理由は、怒りや悲しいといったネガティブな気持ちだけでなく、楽しいや嬉しいといったポジティブな気持ちでも、ストレスと感じてしまうからです。
ただでさえストレスで参っている状態であるため、余計なストレスを抱えないようにするため、感情の起伏もなくなっていくのではないかと感じました。
自分では気づきにくいので、友人や家族に定期的に見てもらいましょう。
仕事が限界のサイン⑤:動悸がする
仕事に行く前や、電車に乗っているとき、仕事中でも動悸が出てくる場合、かなりのストレスサインです。
自律神経が乱れており、適切な睡眠、食事をとって休養しなければ、精神的な病気に発展する可能性があります。
仕事が限界のサインを感じた場合の対処法
仕事量を減らしてもらう
仕事を一人で抱えすぎていないでしょうか。今の仕事量を減らしてもらえるように、上司に相談してみましょう。
上司はあなたが限界を感じていることに気付いていないものです。
今の自分の状況や気持ちを、きちんと周囲の人たちにアラートを出したり、相談に乗ってもらうなどしてみてはどうでしょうか。
有給休暇を取らせてもらう
忙しく働いている方であれば、なかなか有給休暇って取得できないですよね。
労働者には、有給休暇を取得する権利があります。また、2019年以降、法律でも最低5日は取得しなければならないように変わりました。
休むことに対して、もしかすると後ろめたい気持ちを持つかもしれませんが、無理は禁物です。
有給休暇をきちんと使って、心身ともに休むことも仕事の内です。
部署異動をお願いする
上司に相談しても状況が変わらず、同じ部署に相談できる人がいない。
そのような場合、思い切って部署異動を出しましょう。
たしかに一理あります。しかし、今の部署の仕事量や人間関係が原因で仕事が限界だと感じているんですよね。
なので、今の環境を思い切って変えることが一番の解決方法です。
仕事の限界を超えてからでは遅い
まだ自分は大丈夫。自分はまだ頑張れる。
限界というサインを無視し続けていると、メンタルヘルスに異常がでてしまう可能性も出てきます。
メンタルヘルスについては、すぐに回復できるものではありません。
健康でさえあれば、何度でもやり直すことはできます。
本来の健康を取り戻すためにできることを、すぐに実践しましょう。
休職して思い切り休む
何度も言いますが、健康を失ってしまっては本末転倒です。
生きるために働いているのであって、働くために生きているわけではないですよね。
どれだけ頑張って働いても、会社はあなたが倒れても面倒を見てはくれませんよ。
自分の健康が一番です。
休職制度はどの会社にもあります。どのくらいの期間休職できるのか、休職期間中に給与の支払いはあるのか。
そういった規定は社内規定として必ずあります。
健康に働いている時に、休職規定なんて見ようとも思わないでしょう。
しかし、万が一の為に確認しましょう。
休むことは労働者にとっての当たり前の権利です。真面目な人ほど、罪悪感をもつかもしれません。
思い切り休んで、後で取り返せばそれで良いじゃないですか。
働き方・環境を変えるべき
自分がどれだけ頑張っても、限界はあります。
自分自身は自分の努力で変わればよい。
けれど、他人や組織はそう簡単には変わらないし、変えることもできません。
有名なアドラー心理学でいう『課題の分離』ですね。
仕事が限界という状況というのは、普通はネガティブなものというイメージがありますよね。
しかし、見方を変えることもできます。
これからの働き方を見直す、良いきっかけになったと思えば良いのです。
普段、自分の働き方についてじっくりと考えることってあまり無いですよね。
仕事の限界を感じたこの機会に、真剣に考えてみても良いかもしれません。
働き方を変えようにも、組織の文化や風習はそう簡単には変わりません。
そのような環境で働き続けるのは、限りある時間を無駄にしてしまいます。
まずは、自分に合った会社や働き方を選べるように、転職エージェントを上手に活用しましょう。自分に合った求人を紹介してくれますし、面倒な手続きを代行してくれます。
転職エージェントに登録しても、必ず転職しなくちゃいけないわけではありません。
自分に合う働き方を見つけよう
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仕事の限界を我慢する必要なんてありません。
潰れてしまう前に、行動に移しましょう。
1人で悩む必要はありませんよ。
自分にとって働きやすい職場を見つけ、本来の自分の人生を歩みましょう。